ナチュラ吸水パッドの戦略変更に伴い、パッケージデザイン開発を行いました。
「晴れやかな朝を迎えられる」効果感を伝えつつも、オケージョンとしては”夜つける”商品であるため、そのバランスが求められました。
朝日や明るい空による「清々しい朝を迎えられる効果感」と夜を感じる濃い色を使用することによる「安心感」を両立させるために、夜明けの空を”濃紫〜ピンク”を使って水彩タッチで描くことで、”包み込むような安心感”や”製品のやさいしい肌触り”などを表現。”清々しい朝を迎えて背伸びをする人物”や”さわやかな風になびくレースのカーテン”を直接的に描くことで、「晴れやかな朝を迎えられる」という商品特徴がより直感的に伝わるようにしました。
また、「商品裏面は文字要素をなくすことで、家で保管する際に何の商品かわからないようにしたい」という要望もあったため、朝日が昇る空のみをレイアウトし、生活に馴染むようなデザインにしました。
制作物:パッケージ
Contents:Package
Client:大王製紙株式会社
http://www.elleair.jp/elleair/
カゴメから発売された新しいトマト鍋「旨辛チリトマト鍋」のプロジェクト。新フレーバーのトマト鍋を10年ぶりに開発。それに伴ってパッケージデザインの開発を行いました。
「甘熟トマト鍋」の甘さとは違って大人向けの辛さや、ガーリック・パプリカ・クミンなどを使った本格的なメキシカン風味の鍋用スープのため、旨辛さを伝えることはもちろん、友達や家族でワイワイ楽しめる鍋であることをメキシカンハットやサボテン、メキシカンファブリックや色、模様、など、メキシカンが伝わるモチーフを散りばめてデザインしました。
また、裏面ではより鍋の楽しみ方を伝えられるように、メキシコレスラーのキャラクターを作ってその役割を担わせました。サボテンやレスラーのキャラクターは販促でも活躍するツールとして、旨辛チリトマト鍋の独自の世界観を構築しました。
制作物:パッケージ
Contents:Package / Branding
Client:カゴメ株式会社
http://www.kagome.co.jp
季節やイベントごとの数量限定デザイン。
ブランドのトーンや製品特徴、ターゲットを考慮しながら、プロジェクトの目的に合わせて限定感や季節感を表現しています。また、限定品ということで、売り場ではエンドや島にマスで置かれることもあるため、その際のインパクトを考慮したり、自宅で保管される際の華やかさ、もしくは馴染みなど日用品としてのあり方も考慮してデザインしました。
制作物:パッケージ
Contents:Package
Client:大王製紙株式会社
http://www.elleair.jp/elleair/
野菜のおいしさを通して健やかな毎日を応援する“KAGOME国産野菜を味わうポタージュ”のパッケージリニューアルプロジェクト。
発売から10年の節目にお客様からの要望に応えて、ラインナップや味を改善。それに伴いパッケージデザインリニューアルを行いました。
通販商品ということもあり、ほとんどのコンタクトポイントが自社通販サイトもしくはカタログになるため、パッケージデザインの役割は商品USPを伝える役割よりも、商品が手に届いた際の“品質の良さ”や“おいしさ”はもちろん、“たのしさ”や“わくわく感”などの世界観を伝えることとしました。
メイン食材のイラストをレイアウトすることで、直感的にポタージュの種類がわかる手法は、現行品を踏襲。
季節の空気感を光や色、カトラリーやファブリックなどで世界観を作り込みながら、ポタージュ上部のトッピングによってポタージュのおいしさ感や彩りを向上させつつ、それぞれのポタージュに合うパンを組み合わせることで、食の楽しみ方も伝えるデザインにしました。
お届け用のBOXに関しては、春夏秋冬4回のお届けを楽しんでいただき、次のお届けまでインテリアとしても楽しめるように、それぞれの季節のモチーフをレイアウトし、帯を巻いたようなデザインにすることでギフト感を感じられるようにしました。
制作物:パッケージ
Contents:Package / Branding
Client:カゴメ株式会社
http://www.kagome.co.jp
田口食品の洋菓子ブランド「ORANGE(オランジェ)」のリブランディングプロジェクト。
ブランドアイデンティティ(B.I.)を再構築し、ブランドエクイティの再定義、ロゴ・パッケージのリニューアルを行いました。
ロゴマークはオレンジ、オーバルといったエクイティは残しつつ、ミルクや卵などの「素材に対するこだわりの品質や鮮度」、「ワクワクする心の動き」をミルククラウンをモチーフにマークとして表現しました。
パッケージデザインでは、メイン商品群に対してB.I.を反映したビジュアルアイデンティティーとしてのフォーマットを創り出すことで、より"たのしさ"や"おいしさ"が伝わるパッケージにすると共に、店頭での”誘目性”や商品が並んだ時の”面としての訴求力”を向上させました。また、パッケージ全体のテクスチャーや裏面に訴求スペースを設けることで、素材へのこだわりが”伝わる””感じる”デザインにしました。
制作物:BI、VI、ロゴ、パッケージ
Contents:BI / Package / Branding
Client:田口食品株式会社
https://orange-taguchi.com
少量でおいしく栄養補給ができる機能性飲料、KAGOME大豆スープシリーズのパッケージリニューアルプロジェクト。
食が細くなりカロリー、たんぱく質の必要摂取量が満たせない方に向けて、病院食として販売されている商品です。内容成分の改善に伴い、パッケージのリニューアルを行いました。
メインのコンタクトポイントがカタログになるため、カタログ映えや製品特徴のアピール強化がパッケージの役割として求められていました。
現行品の色合いは踏襲しつつ、現行よりも強めの色合いにすることでカタログでの視認性向上を図り、ロゴパネルを大豆形状にすることで、カタログで小さく表記された際もアイコンとして働き、大豆でできている商品であることが一目でわかるようにしました。
また、機能的な数字をわかりやすく表記することはもちろん、スープとして美味しく飲めるという特徴については、スープシズルをレイアウトすることや、背景に湯気のパターンと深みを感じるテクスチャーを使用することで、美味しさ感の向上を図りました。
明るく優しい色合いにすることで、飲用者のメンタルも向上するようなトーンに仕上げました。
制作物:パッケージ
Contents:Package / Branding
Client:カゴメ株式会社
http://www.kagome.co.jp
少量でおいしく栄養補給ができる機能性ゼリー飲料、KAGOMEとろける野菜と果実のパッケージリニューアルプロジェクト。程よいとろみをつけることで、液体では飲みにくい方向けに開発された商品です。
野菜汁果汁量の増量に伴い、パッケージのリニューアルを行いました。製品特徴のアピール強化と、ブランド力強化がパッケージの役割として求められていました。
ロゴタイプの視認性の向上や、ロゴパネルをさらにとろみを感じるものへブラッシュアップすることで、ブランドとしての見え方を向上させています。
また、”とろみ”を感じる質感表現や野菜や果実の鮮度感アップ、水彩のような濃淡による質感表現によって、ナチュラル感やおいしさ感の向上を図りました。
元気が出るような色合いやレイアウトにすることで、飲用者が元気になるようなトーンにしました。
制作物:パッケージ
Contents:Package / Branding
Client:カゴメ株式会社
http://www.kagome.co.jp
千葉県に在宅医療を継続的な地域医療システムとして根付かせるための人材育成をはじめ、在宅医療への関心・理解の向上及び在宅医療に貢献できる医療機関の増加やネットワークづくりを目的としたプロジェクトのリブランディングプロジェクト。
V.I.開発においては「様々な人をネットワークで繋いで安心の暮らしを創り出す」という本プロジェクトのビジョンを 一本の線を用いて表し、ツールへの展開性を考慮した開発を行いました。 また、ロゴに関しては、「それぞれの人が輝く暮らし」が感じられるようにデザインしました。
「知る」「見る」「つながる」といった3step、約半年に渡る実施期間のプロジェクトを、キーカラーや統一したグラフィックを用いることで同じトーンでまとめ、つながりを創り出しました。
制作物:ポスター<A3>、リーフレット<A4>、pptフォーマット、ステッカー、修了証、付箋
Contents:Graphic / Branding
Client:千葉大学附属病院次世代医療構想センター
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/NextGeneration/
虹の森クリニック(児童精神科)のブランディングプロジェクト。
「希望から遠い子供たち自らが、希望の光となる社会を創る」という理念のもと、本質的な児童精神科のあり方を日本で実現したいという院長の想いから、住宅をリノベーションした親しみのある空間に、最小限の投薬と心理療法を組み合わせた「クリニック」と「放課後等デイサービス」一体型の施設を開院。
精神科に行く際に生じる子供や親の心理的な障壁を下げることを、デザインの役割としました。
ネーミング及びロゴマークでは、来院する子供たち一人一人の夢や希望が、彼ら自身が輝き始めることで照らし出され、虹のように光り輝く未来を表現。また、心理療法で使用するソーシャルスキルカードやファイルにも、コミュニケーションが促進されるようにグラフィックを展開しました。
制作物:ロゴ、ネーミング、名刺、診察券、クリアファイル、コミュニケーションツール、サイン
Contents:C.I. / Graphic / Branding
Client:虹の森クリニック
https://www.nijinomori-dr.com
革靴の本場フィレンツェの靴工房で、第一線でオーダー靴を制作していた神座健次が生み出したメンズオーダー靴ブランドIL PULEDRO(イル・プレドロ)の立ち上げプロジェクト。マーケティング、企画開発、ブランド開発、デザイン、PRに関わりました。
オーナーの想いとマーケットとの接点をどう創っていくかということを、フェーズごとに何度も議論しながらブランド構築を行いました。その想いを象徴的に表現するロゴマークは、躍動する仔馬の立髪を”しなやかに洗練されたライン”で表現することで、ドレッシーでありながらもナチュラルさを併せ持つIL PULEDRO の特徴を表現しています。また、ブランドカラーである「蘇芳」はブランドの3つのキーワード「深みのある」「上質」「cozy」と、ブランドの特徴の一つでもある”草木染め”の革色の中から選択することで他にはない世界観を表現しています。
制作物:BI、ショップカード、DM、リーフレット<A4三折り>、封筒、紙袋、靴箱、靴袋、オーダーシート、採寸票、ウェブサイト、インテリアコーディネート、サイン、PR記事
Contents:Graphic / Web / Interior / Sign / PR / Branding
Client: : 株式会社コマヤシュー
http://www.il-puledro.com
鎌倉で約80年続く老舗靴屋のリブランディングプロジェクト
ビジネスツール及び販促ツールをコーポレートカラーであるモスグリーンで統一、シンプルな構成にすることで、落ち着いた雰囲気でありながらもモダンな印象にリニューアル。メインターゲットである50〜60代へ寄り添いながらも、30〜40代層にも伝わるデザインに仕上げました。
名刺とショップカードには新楮紙を使用することで、革のような印象を与え、革製品を想起させるツールにしました。
オリジナルブランドの靴に付く織ネームは商品ラインによって色分けすることで、視覚的にわかりやすい差別化を図りました。また、インポートブランドの海外での買付け時に、ハイブランドとの対等な関係構築ができるような”品質感”や”洗練さ”を感じる世界観を構築しました。
制作物:リーフレット<中綴じ冊子32P>、名刺、ショップカード、織ネーム、紙袋、ウェブサイト、リーフレット<A4三折り>
Contents:Graphic / Web / Branding
Client: : 株式会社コマヤシュー
http://komaya-shoes.co.jp/
ジュエリーブランドFUJIMORIのリブランディングプロジェクト。
ブランドの統合及び海外進出にあたり社名と同名のFUJIMORIブランドの強化という目的でC.I.のリニューアルが行われました。
ロゴタイプはジュエリーメーカーとしての品格、JAPANブランドとしての信頼感と安心感を細部のハネやノビで表現、力強い印象でありながらもシンプルで洗練されたイメージにデザインしました。また、ブランドカラーは日本を感じさせる真紅と東京の洗練された印象を与えるライトグレーを使用しています。
シンガポール進出にあたり、アーティストでもある代表の作品リーフレットを作成。間を生かし一つ一つのジュエリーが引き立つような、シンプルな構成でデザインしました。
カタログはシンガポールの展示会で使用される目的で製作。表紙は会場で目立つようにインパクトのあるレイアウトにし、中ページは個々のジュエリーがわかりやすく、リズミカルなレイアウトによってテンポよく見ることができるデザインにしました。
マリッジリングの卸業に使用するリーフレットは、卸先のみではなくエンドユーザーが手に取ることもあるということで、FUJIMORIの”強み”の部分をエンドユーザー視点の言葉で表現しています。全体のデザインは職人がお客様一人一人を想いながら丁寧に作る”クラフトマンズブランド”であることが伝わる構成にし、”強いハート”と”繊細な作り”を<赤><黒><白>の3色で表現しました。
鐵ジュエリーのリーフレットは、古代より金属の王として扱われてきた鉄を、藤森家三代により追求・継承されてきた技術によりジュエリーとして製作、独自の世界観を構築することで、その世界に引き込むデザインにしました。
制作物:ロゴ、名刺、リーフレット<B6巻三折り6P>、カタログ<B6中綴じ冊子12P>、オーダーシート<B6二つ折り4P>、ブランドブック<A5観音折り8P>、カタログ<A5巻三折り6P>
Contents:C.I. / Graphic / Branding
Client:株式会社フジモリ
http://www.adam.co.jp/
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